Jason Lee Khai Hsiang (F36)

金沢大学 電子情報学類 (2017~)

PBTで学んで役に立っていること

PBTで学んだことによって、日本語能力を向上させることもできましたし、日本の文化・慣習についても理解することもできました。PBTの授業では、日本での出来事を題材にして授業を展開するので、学生は日本語力のみならず、日本の文化・慣習についても詳しくなります。PBTの教育は日本での日本語学校の教育と同じレベルだと思っています。唯一の欠点はマレーシアで勉強しているため、日本の文化に直に触れることができないことです。しかし、日本の生活費は安くはありませんので、PBTで勉強すれば、結構な金額を節約することができます。PBTでの先生方はみんな日本人ですので、授業はもちろん全部日本語で行われます。先生方はみんな丁寧に教えてくれるので、質問したら必ず答えてくれますよ。必要なのは、先生に聞く勇気です。

日本の大学に留学してよかったこと

日本に留学してよかったことは一人暮らしを経験することができることです。日本の大学は留学生に対して丁寧に教えてくれるし、清潔で便利な暮らしができるので、初めて一人暮らしをする人にとってはとてもいいと思います。書類の手続きは多少面倒ですが、一人暮らしの基本はこういった手続きを通して習得できるはずです。私の場合は大学の寮で9か月間暮らし、そのあと自分でアパートを探しました。大学や寮長が開いた交流会にもよく参加しました。日本の文化だけでなく、ほかの国の文化にも触れる機会もありました。
また日本の大学では、マレーシアの大学よりも、自分の授業を自由に選ぶことができます。そして、サークルや部活も数え切れないほどあります。サークルや部活を紹介しているパンフレットを見て、どのサークルに入るか探そうとするだけで、頭痛がしてしまうかもしれません。学生は自分の生活を調整することができます。忙しいで充実な生活か、ゆっくりでのんびりの生活どちらでも大丈夫です。私は電子情報学類で1-2年生の時は全休などがなしで、毎日9時から4時まで授業をとっていましたが、3年生からは、火曜日や木曜日が全休で余裕のあるスケジュールでした。私は現在聖書研究サークルに所属しています。今まで、ウェーター、レジ打ち、旅館の裏方と接待、家庭教師、翻訳者などのアルバイトを経験しました。

後輩へのメッセージ

日本に留学したければPBTを強く推薦します。PBTよりいい日本語学校はないと思います。日本語が上手になりたい気持ちさえあれば、先生方は必ず手伝ってくれます。試験ももちろん大切ですが、話す練習もしないといけません。質問を聞いて、答えるスキルはとても重要で、自分から練習したい気持ちがないと上達しません。普段から先生方と話す練習をしたほうがいいと思います。大学受験の面接だけでなく、卒論発表や就職などにも不可欠な技術です。
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