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帝京マレーシア日本語学院について

日本語について

日本語は世界で10番目に多く話されている言語で、主に日本にいる日本人、日本と仕事をする人々の間で話されている言語です。日本語には3種類の文字があります。平仮名、カタカナ、漢字です。3種類の文字が様々な場面で使われていいるので、日本語を理解するためには、平仮名、カタカナ、漢字、3種類の文字を学習しなければなりません。
さらに、英語やマレー語と異なり、日本語は主語・目的語・動詞の順番です。つまり、日本語の文章は、主語から始まり、次に目的語、動詞の順番で構成されています。発音に関しては、母音は5、子音は16なので比較的簡単です。もし英語と中国語あるいはマレー語を話すことができるのであれば、日本語の話し方を学習するのはそれほど難しいことではないでしょう。

マレーシアには30校以上の日本語の学校があり、そのうちの10校がクアラルンプールにあります。2017年、約3000人のマレーシアの学生が日本 へ留学に行きました。また、日本留学に行く学生は毎年増え続けています。

なぜそれほど多くの人々が日本語を学びに日本へ行くのでしょうか? 理由のひとつとしては、日本は世界に影響を与える経済大国だからです。日本経済はGDPで世界3位、また 輸出入に関しては世界4位の貿易大国です。多くの日系企業が、海外で操業されており、日系企業の支社やネットワークが世界中のいたるところにあります。現在、マレーシアには1000を超える日系企業があります。しかし日本は経済大国であるにも関わらず、多くの日本人が英語を話せません。

そのため、日本語を話すことができれば、ビジネスや観光などの様々な分野において大きなアドバンテージになります。日本のビジネスの多角化から、日本だけでなく、日本以外の国でも日本語が話せる人のニーズは増加しています。マレーシアで日本語を学んでみたいと考えているのであれば、ぜひ帝京マレーシア日本語学院で学んでみませんか?

学院紹介

帝京マレーシア日本語学院は、クアラルンプールにある、日本留学を希望する人のための準備教育課程です。設立から20年以上の歴史があり、日本の大学や専門学校への入学を目指して、質の高い授業を提供し続けています。
本学院はマレーシア政府と日本政府から認可を受けています。日本留学準備教育課程では12か月コースと20カ月コースがあります。20カ月コースは、文系と理系にさらに分かれています。12か月コースでは日本語と文系科目を教えています。 20カ月コースで受講できる科目は、日本語、歴史、数学、化学などです。最初の6か月、学生は日本語のみを学び、6か月後に教科の科目を学びます。
日本留学準備教育課程に加え、日本語のみを集中的に学んでみたい人のために日本語専修課程も設置しています。

教員は全員日本人のネイティブスピーカーで、授業はすべて日本語で行われます。日本にある他の日本語学校と比較すると、本学院の学費は、高くありません。日本にある準備教育課程と比較すると、おおよそ2分の1の学費で済みます。 加えて、日本の日本語学校の約2倍の授業時間を確保し、質の高い授業を提供しています。また、もし日本の日本語学校で学ぶとなると、生活費は日本の2倍かかります。費用の観点からも、日本に行く前に、本学で日本語を学ぶことは、費用を大きく抑えることができるのでお勧めです。

マレーシアで準備教育課程を修了した本学の卒業生90%以上が日本留学に成功しています。専門学校、短期大学、国立大学、私立大学等、様々な高等教育機関に進学しています。学生は日本のすべての学校を選ぶことができます。2017年、国立大学には27名、私立大学には14名、専門学校・短期大学には18名の学生が進学しています。卒業後、日本で働く学生もいます。日本の学校それぞれには、留学生の就職を支援するセンターが設置されています。また、マレーシアに戻り、マレーシアの日系企業に就職する学生もいます。

よくある質問

Q.帝京マレーシア日本語学院にはどんなコースがありますか?
12ヵ月コースと20ヵ月コースがあります。それぞれに日本留学のための「日本留学準備教育課程」と、日本語だけを学ぶ「日本語専修課程」があります。
※2022年は12か月コースを開講しません。4月開講の20カ月コースへの入学をご検討ください。2023年は12カ月コースを1月より開講予定です。
Q.入学時期はいつですか?
1月と4月の年2回です。1月は12ヵ月コース、4月は20ヵ月コースの入学です。
※2022年は12か月コースを開講しません。4月開講の20カ月コースへの入学をご検討ください。2023年は12カ月コースを1月より開講予定です。
Q.入学の際、年齢制限はありますか?
ありません。しかし日本の大学や専門学校に入学する年の4月に満18歳以上になっていることが条件です。
Q.日本語が全然できなくても入学できますか?
はい、問題ありません。大部分の学生は入学当初日本語が全くできませんが、卒業までに十分な日本語力が身についています。
Q.12か月コースと20カ月コースとでは、日本語のレベルはどのくらい違いますか?
目安として、12ヵ月コースは日本語能力試験N2合格、20ヵ月コースはN1合格レベルまで到達します。大学学部を目指すなら、できるだけ20ヵ月コースへの入学をお勧めします。
Q.高校では文系でしたが、大学では理系の勉強をしたいです。可能でしょうか。
これは無理といっていいでしょう。文系と理系とでは大学の受験科目も違います。帝京マレーシア日本語学院でも文系クラスと理系クラスとでは入学資格が違います。逆に、理系から文系への転向なら可能です。どうしても理系の勉強をしたい場合は専門学校をお勧めします。
Q.日本国内にある日本語学校への進学も考えています。帝京マレーシア日本語学院を経由するのとどちらが有利ですか?
帝京マレーシア日本語学院に進学することによって学費と生活費を安く抑えることができます。また帝京マレーシア日本語学院では教科の授業時間を特に多くとっているので、フォーム5修了の人が国立大学を目指すのであれば絶対にこちらが有利です。
Q.先生はどのような方々ですか?
日本語および教科(数学、物理、化学、地歴、公民)の教師は全員日本人です。2021年1月現在、日本人教師23名とマレーシア人教師(英語、非常勤)1名の24名体制です。
Q.先生方は日本語だけで教えるのですか?英語は使わないのですか?
日本語はもちろん、教科も全部日本語だけを使って教えています。日本の大学では日本語で学ぶことになるので、日本語で考える訓練をしていきます。教師たちは日本語だけで教える教授法を使って指導するので心配はいりません。
Q.学生寮はありますか?
いいえ、ありません。しかし学校のそばのアパートや下宿を紹介します。
Q.奨学金はりますか?
在学中の奨学金はありません。しかし、卒業時に「ラザック先生奨学金」が支給されます。2020年度は2名にそれぞれRM5000が授与されました。
Q.日本の大学や大学院では何年間勉強するのですか?
一般的には大学学部4年間、大学院修士課程2年間、博士課程2年間です。専門学校では2年か3年のコースが多いです。
Q.日本の大学に入るためには、どんな試験を受けなければなりませんか?
まず、日本留学試験を受けなければなりません。そのあとで、それぞれの大学の入学試験を受けます。
Q.日本留学試験というのは何ですか?
日本留学試験というのは、日本の大学入学のために必要な日本語や教科の力を測るための試験です。日本語、数学、理科、総合科目(=地理・歴史・公民)の4教科があります。
Q.フォーム5修了後、すぐに日本に留学できますか?
いいえ、できません。日本の大学に入学するためには12年の学校教育修了が必要です。フォーム5では11年の教育しか修了していないので、あと最低1年間準備教育課程を持つ日本語学校で勉強しなければなりません。
Q.大学の入学試験はどこで受けますか?
一般的には日本国内の大学に行って受験することになります。しかし最近はマレーシアで試験をする大学もありますし、入学試験を行わない大学もあります。