くらべてみよう

日本に留学するためには、まず日本語学校に入学しなければなりません。しかし、どの日本語学校を選べばよいか、迷っている人も多いと思います。日本にはたくさんの日本語学校がありますが、とくにフォーム5修了の人の場合は文部科学省指定の「大学入学のための準備教育課程」を持つ日本語学校に入学する必要があります(2019年7月現在、この指定を受けた日本語学校はPBTを含め24校あります)。

これから日本留学を目指すみなさんにPBTをよく知ってもらうために、PBTと日本にある日本語学校とを比べてみました。どちらも文部科学省指定の準備教育課程を持っていて、現在マレーシア人学生が多く入学している学校です。教員数、授業料、EJUやJLPTの成績などについて、比べてみてください。そして、どの学校をえらべばいいか、よく考えてみてください。

 

帝京マレーシア日本語学院と日本にある日本語学校との比較表

学校名 帝京マレーシア日本語学院 A 日本語学校
所在地 マレーシア・クアラルンプール 日本・東京
文部科学省
準備教育課程
指定校 指定校
学生数
(2019年)
208名
(私費生128名、マレーシア政府派遣奨学生80名)
(マレーシア人208名)
137名
(マレーシア人72名)
教員数 24名(うち専任22名) 22名(うち専任5名)
 
課程名 日本留学準備教育課程
12ヵ月コース(専門学校進学系)
大学進学予備教育
1年コース
入学時期 1月 4月
授業週数 44 40
授業時間数(時間)
*1授業時間=45分
1,596 1,086
日本語 1,476
基礎教科120
日本語830
基礎教科256
入学金+授業料 RM22,500 835,000円
(=RM32,565)
 
課程名 日本留学準備教育課程
20ヵ月コース
大学進学予備教育
1年半コース
入学時期 4月 10月
授業週数 77 60
授業時間数(時間)
*1授業時間=45分
文系2,652
理系2,800
1,586
文系日本語2,036
文系基礎教科 616
日本語1,330
基礎教科256
理系日本語 1,642
理系基礎教科 1,158
入学金+授業料 文系RM34,000
理系RM36,000
1,195,000円
(=RM46,605)
 
入学前の日本語学習 不要 必要
(3~4ヵ月 )
学生寮
寮費(月額)
あり
RM550 ~ 650
あり
奨学金 学内奨学金あり
学習奨励費(渡日後)
受給者多数
学内奨学金あり
応募可能奨学金多数
2018年度
卒業生
進学先
卒業者数 111 151
大学院 0 1
大学 70 102
短大 9 2
専門学校 17 25
その他 15 0
*¥1,000=RM39.00として計算
 
 

日本留学試験受験状況(2018年度)

  第1回(6月実施分) 第2回(11月実施分)
  日本語 数学・理科・総合科目 日本語 数学・理科・総合科目
  受験者 219点
以上
  受験者 100点
以上
受験者 219点
以上
  受験者 100点
以上
帝京マレーシア
日本語学院
(私費生のみ)
48 35 文系 32 13 46 46 文系 22 15
理系 15 5 理系 14 8
A日本語学校 103 57 文系 49 8 148 106 文系 58 20
理系 38 12 理系 59 30
 
 

日本語能力試験受験状況(2018度)第1回、第2回試験合計

  N1
認定者/受験者
N2
認定者/受験者
N3
認定者/受験者
N4
認定者/受験者
N5
認定者/受験者
帝京マレーシア日本語学院
(私費生のみ)
19/33 56/68 2/2 0/0 0/0
A日本語学校 55/85 106/173 8/11 0/0 1/1
 
(*表内の数字はすべて日本語教育振興協会および日本語学校のホームページにて公表のもの)