Ee Juin Yuen Jason (F40)

立命館大学 政策科学部 (2019~)

PBTに入学した理由

高校生の時、JASSOが私の学校のフェアに参加しました。私の先輩と私はJASSOに、日本留学についてどうしたらいいか尋ねました。日本ではなく、マレーシアで日本語を習得するにはどうしたらいいか相談すると、国立大学進学希望であればIBT(PBTの以前の学校名)だけが可能です、とJASSOの人は教えてくれました。当初日本留学は今後の進路として考えていませんでしたが、いろいろ考えたうえで、日本留学するということに決めました。HPでIBTの情報を見ると、IBTはMOEに承認された学校だということがわかりました。またどういうコースがあるのか、またどのように申し込むのかという情報を確認しました。2人の友人に相談し、日本で日本語を学ぶより、マレーシアで学んだほうが、生活費が安いし、手続きが簡単で済むので、PBTで勉強してみることにしました。私は小さいころ、日本のアニメやゲームを見ていましたが、今まで日本には行ったことがなかったので、日本に行ってみたいと思うようになりました。またみんなと同じように、オーストラリア、中国、台湾に行くよりは日本にいくのも面白いと思いました。いままで日本語を学びたいと思っていましたが、忙しいのであきらめていました。ですのでこれが、日本語を学ぶチャンスだと思いました。日本の大学では、半分は学校の勉強、半分は自由時間なので、サークル活動に参加したり、アルバイトをしたり、友達とカラオケをしたりしています。ここ何ヶ月か実際に日本に住んでみて分かったこともたくさんあり、時には、日本の常識に驚くこともあります。日本留学すると決めた自分の選択肢に後悔はありません。

後輩へのメッセージ

私は20か月PBTで過ごしました。朝から晩まで、ずっと勉強でした。しかし、私は後悔していません。日本留学はもともと自分できめたことなので、自ら選んだ道をしっかり歩まないと、親だけではなく、自分自身に対しても申し訳ないのではないかと思ったからです。PBTの思い出は何だと聞かれたら、もちろん「もう一度」でした。「もう一度」は本当にこわかったです。宿題が多いのに、また「も」を頂いたら、しんどいです。でも、「もう一度」は自分の日本語力を検討するチャンスであると思います。はなまるやOKだけをもらいたいのなら、PBTに来なくてもいいのではないでしょうか。日本にあなたの日本語を丁寧に教える方はほぼいないと思います。だから、後輩の皆さんPBTの地獄生活を楽しんでください、人生の中にたぶん今回だけだと思います。頑張れ!

 
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