Zafirah Binti Abdul Gani (F38)

広島大学 工学部 第4類 (建設・環境系) (2018~)

PBTでの学び

日本語上手ですね! 私が日本語を話すと、日本人からいつもこのように言われます。 PBTで20か月コースに通っていた時は、数学などの他の科目に比べて、日本語の成績がよくなかったので、自分の日本語が上手だとは思ってはいませんでした。PBTの学生のほとんどは日本のアニメや文化に興味があってPBTで学んでいましたが、私はそうではありません。私はエンジニアになることを目指していて、いろいろ調べてみると、多くのエンジニアのおすすめの国の一つが日本であることが分かりました。難しいことにチャレンジすることで成長できるし、私は挑戦し成長することが好きなので、新しいことにトライすべきだと思いました。
それからは、PBTのことが嫌いになったりすっることもあれば、好きになったりすることもありました。たくさんのことを教わると、たくさん勉強していかなければならないような状況だったからです。正直に言うと、本当はたくさんのことを学びたいのに、やらないというようなこともありました。乗り越えなければならない困難はたくさんあって20か月を過ごすには、辛抱強く頑張る必要があります。
私はもともと言語に興味がなかったので難しかったのかもしれません。
しかしあの時がんばっていなかったら今の私はありません。卒業してこうして日本の国立大学に通えているのも、先生たちがサポートしてくれたからです。先生は困っていること何でも聞いてくれます。そして先生たちはたくさん話すよう促します。前は、友達の前で話すことに自信がなかったので、疑問に思うことがあってもだまっていることが多々ありました。しかし、先生は、「将来的には間違いを指摘してくれる先生はいなくなってしまうのだから、今は間違っても大丈夫ですよ」といつも言ってくれていました。それから、自分に自信を持つことができるようになりましたし、今大学でも質問することを躊躇しないようになりました。
日本留学する際不安だったことは、ヒジャブをかぶっているので、友達ができないのではないかということです。幸運にも、私の大学では人種差別のようなことはありません。週末に出かけたり、一緒に勉強したりする友達がたくさんいます。
覚えなければならない漢字はすべて意義のあるものです。私はPBTを選んで本当に良かったと持っています。

PBTの学生に向けてのメッセージ

とても大変で息詰まることもあると思いますが、PBTの学生なら困難を乗り越えることができると信じています。頑張ってください!
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