Teo Siew Ying (F17)

大阪産業大学 デザイン工学部 (2008-2011)
神戸大学大学院 人間発達環境学学研究科 (2011-2013)
株式会社オカムラ (2013年~現在)
株式会社オカムラ シンガポール支社異動
株式会社オカムラ マレーシア支社異動+支社設立

PBTでの学んだこと

私はPBTの学生で本当に良かったと思っています。PBTで15か月勉強した後、大阪に行った一年目の時には、基礎的な日本語で自分の言いたいことを表現することができるようになっていました。PBTの先生はいつも、すべての学生に対して、日本語で話すように、特に先生と話すときは日本語で話すように、と言っていました。PBTで日常的に日本語を使っていたので、日本語の能力を一層伸ばすことができました。
またPBTは、日本の大学の入学試験についてもサポートしてくれます。学生がどの大学を選ぶべきかきちんとアドバイスしてくれます。そのおかげで私は大阪産業大学に入学することができました。
日本に行った当初は、方言による表現の違い(大阪弁/関西弁)に苦労しましたが、日本でたくさんの友達を作ることで、日本語と関西弁どちらも向上させることができました。

日系企業に就職して

神戸の大学院を卒業する前に、日本での就職活動を経験しましたが、入学試験よりも難しいと感じました。しかし、就活を通して、各会社のことを理解することができましたし、また自分自身にあった仕事を見つけるために自分のことをよく知ることができました。何社か選考を受け、オカムラの入社試験に合格し、オカムラの東京オフィス 国際部で働き始めました。輸出チームと営業チームの仕事を担当していました。新入社員に対して行われる研修を受けている最初の数か月はそれほど大変ではありませんでしたが、ビジネスマナーや仕事に対する情熱について学ぶときは大変でした。
これらのことについては学校では学びません。ビジネスマナーというのは、名刺交換の仕方、電話の受け方、敬語の使い方などです。これらのマナーや規則に従うことをうっとうしく感じたこともありました。日本のビジネスの水準にどうやったら到達できるのか、プレッシャーに感じることもありました。しかし、日本で働き、理解することで、日本の文化についてたくさんのことを学ぶことができたと思っています。

PBTの学生へのメッセージ

私は日本で9年間過ごしましたが、日本で学んだことや日本で過ごした時間に感謝しています。故郷であるマレーシアと比べると文化の違いを理解するのに大変なこともありますが、それ以上に日本文化から学べることがたくさんあります。PBTの学生は日本での文化の違いに対してうまく対応できると信じています。気楽に構えながらたくさんの友達をつくってひとつひとつのことをたのしんでくださいね!
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