Woo Wei Jie (F40)

静岡県立大学国際関係学部国際関係学科(2019~)

PBTでの学び

日本人は、勤勉で、働き者で、仕事観はまったく狂っている。とよく言います。しかし、私はそのようなことは全く予想していませんでした。PBTでの生活は、やらなければならないたくさんの宿題をこなし、毎日、長時間勉強していました。そして、往復3時間かけて通学していました。寝ぼけ眼で学校に行ったこともあります。しかし振り返ってみると、PBTでの物の考え方をトレーニングしたおかげで、精神的に強くなることができたし、今までの自分よりも、エリート層、最上級の部類になるんだと、自分に課題を課すことで、自分の中での当たり前を高く引き上げることができました。
授業はいつも積極的で活発な発言をベースに行われています。私のクラスメートはいつもフレンドリーで、話したいこと何でも話すことができていました。一日の半分以上を、同じ部屋で誰かと、2年過ごすわけですから、深い人間関係を築くには、いいチャンスですし、もしかしたらカップルになる可能性もあります。私の同級生でもカップルになった人もいます。
私はsecondary schoolの時は理系でしたが、PBTで文系コースに移りました。そのことに関して、全く後悔していません。理系の科目よりも文系の科目のほうに、興味があるということに気づきました。また今、社会の先生のおかげで、政治関係の職業に就くという夢も持っています。

日本での生活

日本に住んだおかげでたくさんのことを学びました。経験してきた中で一番変わったのが、自炊するようになったことです。18歳まで料理道具さえ触ったことがなかったのですが、今では、毎日夕食に何を作ろうか、考えています。日本での外食はコストがかかりますから、自分で食事を作ることで、節約にもなります。今は、すべて自分自身でやらなければならないので、家賃を払ったり、何かの請求書を払ったりするのも、自分ひとりでやっています。こういったことを通して、責任感がより強くなったと思います。自立した人間になったことで、今の人格を形づくったと思いますし、今後の私にとってとても役立つことになると思います。
友達を作るのも、自分がポジティブでいるために、重要なことです。私は、学校の英語クラブのリーダーをやっていて、そこでたくさんの友達と知り合いました。私は今国際関係学を学んでいますが、世界中からきたたくさんの学生が留学生にいます。私たちは、お互いのことをよく知っていますし、お互いの文化を教え合ったりしています。

学生からのメッセージ

PBTは今まで通った学校の中で一番いい学校です。マレーシアの大学に入るのではなく、PBTに入学すると決断したことで、私の人生がよりいいものに変わったと思っています。日本語を学んで、日本に留学するというのは、一般的ではないし、変わっている選択かもしれません。大変な道のりでしたがポジティブで、素晴らしい経験になったと、思っています。もしチャンスがあるのであれば、すべての人にとってとてもいい経験になると思いますよ。
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